奈良の着付け教室
大和美流着物学院
『大人可愛い浴衣教室』by奈良三条本店教室
奈良の着付け教室 大和美流着物学院
『大人可愛い浴衣教室』
by 奈良三条本店教室
日本の伝統的な夏の装いである浴衣
近年では海外からの旅行者にも
大変人気になっています。
その魅力を再発見し、
新たなファッションとして
楽しむための講習会が
奈良の着付け教室
大和美流着物学院で行われました。
今回の浴衣教室では、
学生さんからシニア世代の方まで
幅広い年齢の方に
ご参加いただきました。
まず浴衣の基本的な着付け手順と
必要な道具についての説明
使用するお道具
●浴衣
●帯(半巾帯・兵児帯)
●腰紐2本
●伊達締め
●補正用タオル(2~3枚)
帯を止めるクリップ
これを使って浴衣を着ていきます。
浴衣の下には肌着を着て頂きますが、
ワイヤーのないキャミソールや
下着の線を隠す効果のあるペチコートや
アンダースコートを着用していただき
汗取りを兼ねて、タオルで胸の下と
ウエストのくびれを補正します。
講師の手順を見ながら、
一緒に浴衣を着ていきます。
次に浴衣を羽織、着丈を合わせて
左側(上前)をかぶせるようにし、
骨盤の上で腰紐を結びます。
それぞれの年齢に合った襟の抜き具合や
襟の合わせ位置などをお話しし、
襟の角度や抜き方も、これくらい?
と確認しながら襟を合わせ、
襟が浮かないように紐で抑えて結びます。
おはしよりを整え、
伊達締めをして、浴衣は完成です。
帯結びは、
「文庫結び」で基本を覚えていただきます。
一度、着上がり、少し休憩後、
2回目の着付けをされました。
それぞれ、わからないところを
講師やお友達と確認をしながら着ていきます。
お嬢様方には帯を「兵児帯」に替えて、
「花結び」をお稽古しました。
「帯締めをする帯結びを習いたい」
とのお声があったので、
「矢の字結び」をお稽古。
何度か練習し、そのまま浴衣を着て
お出かけされました。
講習は2時間でしたが、
皆さんきれいに着られるようになられて
良かったです。
「この夏のイベントにぜひ浴衣を着て
お出かけしてくださいね💕」
と
着崩れた時の直し方などもお伝え。
襟が崩れやすいときはコーリンベルトを
使うと崩れにくくなりますし、
崩れも直しやすいですよ。
帯に前板を入れると、
シワになりにくく崩れにくくなります。
とお伝えしました。
今回の浴衣教室でお伝えした
「文庫結び」と「矢の字結び」
の二つのスタイルは、それぞれの結び方の
特徴やシーンに合わせた使い分け方をお伝え。
「文庫結び」は、その名の通り、
古い文庫本を包むような形で結ぶ方法で、
上品で落ち着いた印象を与えます。
「矢の字結び」は、シンプルで動きやすいため、
夏祭りや花火大会などのアクティブなシーンに
適しています。
また、おしゃれな帯締めも映えます
兵児帯は柔らかく、「お花結び」は、
大きなリボンのような形を作ることができるため
若々しく、可愛らしい印象を
演出することができます。
この結び方は、特に若い女性に人気があり、
また簡単に結べるので、
どなたでも楽しんでいただける結び方です。
浴衣を通じて日本の文化を理解し、
次世代に伝えていく良い機会となりました。
浴衣は、単なる夏の風物詩ではなく、
日本の美意識と伝統を体現する
ファッションアイテムです。
このような講習会が、浴衣の新たな魅力を発見し、
より多くの人々にその楽しさを伝えるきっかけに
なることを願っています。
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