学院長ごあいさつ

美しい所作は内面と共に

学院長ごあいさつ

「なぜ着物姿は美しいのか・・・」着物を着るのは時間も手間もかかり大変なことだと思います。
だから美しい。
難しからこそ、出来上がった時はうれしく、日常でないからこそ、「着物」を大切に扱う。
日本古来の衣服文化の歴史は、そうして【ものを大切にあつかう日本の心】と寄り添って育まれてきました。

【着物】を大切にあつかう気持ちから、綺麗に装うための美しい所作のすべてが、その人を美しく見せ、【着物】を着ているだけで感じるその特別感と合わせて、その方をキラキラと煌かせるのではないでしょうか。
そんな【着物】のすばらしさと、【着付けること】の高い技術を多くの方に知って頂きたいと思っております。

自国の民族衣装を教える専門学校があるのは世界でも類を見ない珍しいことです。
もっと着物が簡単に着られるようになったら良いのに・・・そう思いながらも、当院では「きっちり綺麗に着る(着せられる)」を指針としております。
難しいからこそ楽しい、そして【着付け】を学びながら日本文化と日本の心を学ぶ。そんな着付け学院を目指しております。

私たちの使命は「美しい着物姿をふやすこと」です。
皆様のそれぞれの想いに愛情をもって寄り添っていきたいと願っております。

大和美流着物学院 学院長 山下 ゆくみ

学院長プロフィール

1971年 奈良県に生まれる。
1989年(18歳)奈良県立高校卒業後上新電機に入社。
1991年(20歳)全日本コンサルタント協会(奈良市内着付け学校)入学。
1992年(21歳)上新電機を退社後、㈱京ろまんに入社。㈱京ろまんに勤めながら着付け講師の資格を取る。
1995年(24歳)㈱京ろまんを離れ、 着付け学校に講師として所属。コシノジュンコの着物アドバイザーとして全国を回る。
1997年(26歳)着物アドバイザーとしてフリーに。数々の作家と共に全国の呉服店を回る。
2002年(31歳)日本文化普及協会(奈良市内着付け学校)に所属。
2007年(36歳)日本文普及協会での経験を経て、㈱京ろまんに戻る。
2014年(43歳)「大和美流きもの学院」設立。
 
*きもの学院に所属している期間、上海・イギリス・アメリカ・韓国・ハンガリー・カナダなど、きもの学院の海外公演にも積極的に参加する。
 
*1995年7月(24歳)財団法人 全日本コンサルタント協会 3級助教授認定
*2010年3月(39歳)全日本着付普及協会認定校 美装きもの学院 助教授認定
*2014年9月(43歳)日本文化普及協会 和装着装士 認定
*2014年12月(43歳)厚生労働大臣指定試験機関 一般社団法人全日本着付け技能センター 1級着付け技能士 認定
 

現在、京ろまんグループ 大和美流着物学院の学院長の他、社団法人 全日本きもの振興会、きもの文化検定 奈良地区実行委員、NPO和装教育国民推進会議奈良県支部 副支部長などを兼任するなど第一線で活躍中。